コミュニケーション(スタブ)

4/24の呑み会のときに考えた話の続き。


体育系と文科系、案外私は、体育系との方が付き合いやすい。気がする。
それは彼らがみな、付き合ってみると意外なほど優しいから。
文科系は彼らを「怖い人」と認識しているみたいだけど、そんなことは全然ないのだ。


話を分かりやすくするため、仮に「体育系≒ヤンキー」「文科系≒オタク」として以下の話題を展開する。
乱暴な分類に違和感を覚える人もいようが、勘弁願いたい。


最初にも書いたが、体育系は優しい。
体育系の人は、ちゃんと他人を気遣ってくれる。基本的には「気のいい兄さんたち」だ。
彼らは何よりコミュニケーションを重視する。
彼らの至上は「場の和」であり、「場の和」を保とうとする限り、彼らは常に味方だ。


逆に文科系は、よく言えば個人主義、マイペース。悪く言えば自分勝手で協調性がない。
内輪にしか分からない難解な「ギョウカイヨウゴ」を駆使し、相手がそれを分からないときも無視して話を続ける。そも、文科系は、そういった「自明の理(と思っているのは本人たちだけなんだけど)」を説明することを、極端に嫌がる。


以前どこかで、女子高生は会話をしないという文章を目にした。
どういうことか、例を挙げてみる。


「あー、数学の宿題やってない。今日、私、当てられる日なんだよねー」
「っていうか学校つまんねー。終わったらミスド行かない?」
「っていうかアクセほしいー。カネないー」
「っていうか今日髪きれいくない? シャンプーかえたんだ」


「っていうか」で話題が途切れて、連続していない。
これは文科系にもよく見られる特徴で(但し必ずしも「っていうか」を使うとは限らない)、要するに相手の話に関係なく自分の言いたいことだけを話しているのだ。


この文章は、たかだか21歳7ヶ月弱の若造のうすっぺらい人生から導き出した論なので、「それは違う!」と思う箇所があればどんどん言ってもらいたい。
と、頭ごなしに怒られる前にエクスキューズしといて逃げを打つ僕。