宝塚に25人男がいた!!

 「女の園」の宝塚歌劇団に在籍した男たちを主人公にした舞台「宝塚BOYS」が来年6月、東京・銀座のル テアトル銀座で上演されることが2日、分かった。
 女性だけのレビュー劇団として知られる宝塚歌劇団だが、戦後、男性を募集した時期があった。45年に「男子研究生」第1期生が男子部に入団。以来4回の応募があり、合格した25人は女子生徒とともにレッスンに励んだ。しかし、女子生徒やファンの反発もあり54年に男子部は解散。1度も宝塚大劇場の舞台に立つことはなかった。そんな男たちの姿を描いた、日刊スポーツOBの演劇ジャーナリスト辻則彦氏のノンフィクション「男たちの宝塚」を原作に、中島淳彦氏が脚本、鈴木裕美氏が演出を担当する。
 出演は葛山信吾、吉野圭吾、落語家の柳家花緑須賀貴匡三宅弘城山路和弘らが決まっている。宝塚歌劇団の協力も得て、男たちの歌あり、ダンスありのショー場面も再現。ピアノでセミプロ級の腕前を持つ花緑のピアノ演奏もある。
 東京公演後、宝塚歌劇団の本拠がある兵庫県の兵庫芸術文化センター、名古屋・中日劇場でも上演予定。ドラマ化や映画化の話も進行しており、幻に終わった男たちの「宝塚」が脚光を浴びそうだ。

須賀貴匡がいる。彼は本当に化けた俳優だよねぇ。
須賀くん抜きでも気になる題材の劇。見たいけど、公演、兵庫なのか……。題材を考えたら確かに兵庫で演るのが正解なんだろうけど、大阪でも見たいなぁ。