推定

初の京都検定1級、合格率は4・5%の超難関 (読売新聞)

京都に関する知識レベルを認定する「第2回京都検定」(京都商工会議所主催)の合格者数などが3日発表され、今回初めて実施された1級の合格率は4・5%の難関だった。


京都商工会議所によると、1〜3級に計1万2662人が挑戦。「京都の達人」とされる1級の合格者は、受験者803人のうち36人。2級は合格率12・0%(前回29・7%)、3級は同31・0%(同42・5%)で、いずれも前回を下回った。


1級では「第2代京都府知事・槇村正直(まきむらまさなお)が行った京都近代化政策を5つ書きなさい」など難問が多く、受験者や観光関係者からは「観光検定として厳し過ぎる」「京都通の最高位。難しくて当然」と賛否両論の声が挙がった。


京都商工会議所は「合格率は推定の範囲内。レベルを落とすわけにはいかない」と話している。