急げポッター、焼肉食いに行こう。
妹にお願いされて、二人で「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」を見てきました。
私、ハリー・ポッターの映画を見るのは、これが初めて。
そんなわけで的外れな意見もあるかも知れませんが、一応感想文のようなものを置いときます。
映画未見の人はネタバレありますので注意してください。
自分で読んどいて「ネタバレしやがってゴルァ」な意見は受け付けません。
●予告
これは映画の感想じゃありませんが。やっぱり私は予告に弱い。
前に映画を見に行った時も「シンデレラマン見てぇ」と思いました。思っただけで、見ませんでしたが。
その前に行ったときには指輪物語IIIの予告で涙しました。でも見てません。シリーズ全部。
そして今回私を打ちのめしたのは、ドラえもんとナルニア。
ナルニアは超ヤバい。
先に原作を買って来て予習せねば。
そして増える積ん読。
既に15冊超えてるんだが大丈夫か積ん読。
●シナリオ
はしょりすぎ。
時間的制約がある映画という媒体ではしょうがないのでしょうが、それにしてもはしょりすぎ。
原作を読んでいないと、恐らくさっぱり話の筋が理解出来ません。
登場人物の紹介すらされないので、始まってから暫くの間、ハーマイオニーとジニーは実際とは逆のキャストだと思ってました。
ジニーかわいいよジニー。
●飛ばし過ぎ
そのはしょったエピソード等で特に気になったところ。
- 屋敷妖精のドビーが出て来ない
- つーかマルフォイ一家の影薄過ぎ
- ムーディが原作以上に唐突
- ハグリットの出生が語られない
ドビーなしで、不死鳥の騎士団はどうなるのでしょうか。
ハグリットが自分の出身をマダムマクシーム(だっけ?)に打ち明けるシーンがないのも不満。かと思えばしっかり色目は使ってるしハグリット。
よく分からん。
ひょっとしたら映画版では差別表現は扱わないってことだったのかもしれませんが、それだと次作以降が大きく改変されるような気が。
あと、尺が短いせいでムーディの個人教授が丸々カットされてしまったおかげで、クライマックスでのサプライズが足りなかったように思えました。
ハリーと読者がムーディに全幅の信頼を寄せたからこそあのラストに驚愕するのである、と思うのですが。
ぶっちゃけ、映画のムーディは最初から最後まであからさまに怪し過ぎました。
あとついでに。
スネイプ先生がラストで闇の徴しを魔法省長官に見せつけるのって、炎のゴブレットで、でしたっけ?
だとしたら、それもカットです。
原作うろ覚え。
逆に言うと、そんなうろ覚えの私でも気になるほどに、映画は駆け足ではしょったということです。
●キャスト
チョウ・チャン、ヒロインとしてはちょっと弱いような……。
あと、ウィーズリー兄弟、特に五男。誰だお前。
●まとめ
そんなわけでボロクソに書いた炎のゴブレットですが、原作の脳内映像を具体化させるイメージソースとしては良いのではないでしょうか。
ただ、今までの映画版を全て見てきた妹に言わせれば、「今回はちょっと映像ショボい」らしいですが。
ロンやチョウ、ドラコ、スネイプ先生、ネビル、その他多くのキャストに違和感を覚えた私は、たぶん不死鳥の騎士団は見に行きません。
●夕飯
映画館を出たあと家族と合流して焼肉食いに行った。
豚トロウマー