ZenWatch3を買いました

PebbleTime2が欲しくて欲しくてKickStarterの出資期間を見逃してしまったのでAmazon.comあたりで一般販売されたら買おうかなー、と思っていたのですけれども "活動量計のFitbit、スマートウォッチのPebbleを買収間近の報。Pebbleブランドは廃止へ - Engadget 日本版" という悲しいニュースを目にしてしまって悲嘆に暮れていたところ "円形画面になったスマートウォッチZenWatch3が12月10日発売。デザインは「金環日食にインスパイア」 - Engadget 日本版" というニュースが飛び込んできて一もなく二もなく気付いたらポチってました。ヨドバシ店頭受取たいへん便利ですね。


というわけでZenWatch3を買いました。発売日(12/10)に受け取ったのでまもなく1週間といったところですが、現時点での感想など書いてみたりします。
特に身のない話ばかりなので身のある話を読みたい人は最終防衛ラインさんの記事を読めば良いと思います。
ちなみに、買ったのはシルバーベゼルのスポーツストラップです。後述しますが、その後ブラウンのスポーツストラップを買い足しています。


よかったところ

1日ぐらいならバッテリー保つ、充電も早い

7時半ぐらいに家を出て0時ぐらいに帰宅してもだいたい20〜30%前後はバッテリー残ってます。公称の1日半とまではいきませんが、これぐらいなら日中の充電しなくても平気かな。
ただ、休日にGoogleMap起動させて街歩きなどしているとあっという間にバッテリーみるみる減っていくので、念のためにモバイルバッテリー+充電ケーブルは持ち歩きたいところ。増槽バッテリーも予備充電ケーブルも発売は年明けなので、それまでは運用カバーで乗り切るイメージですね。
このへん、バッテリーの持ち具合なんかは個々人の運用次第といったところもあるので、実際に使ってみないとなんともいえない部分があるのですが、「maybowjingの使い方だと平日は充電不要、休日は予備バッテリーがほしい」ということです。

信頼できるデバイスがらくちん

母艦のAndroidからWearデバイスを「信頼できるデバイス」設定することで、Bluetoothでつながっている間はパスコードや指紋認証などのロック解除動作をスルーすることができます。別にWearデバイスに限った話ではないのですが、常にケータイと一緒に持ってるもの、という意味で便利に使っています。
元々自宅を「信頼できる場所」に設定していたため、ロックスルーに忌避感がなかったというのも理由として大きそう。

ストラップの交換はかんたん

表題通りです。
ガンメタルやローズゴールドのベゼルは30代のおっさんがつけるにはちょっとなぁ、と思いシルバーベゼルにしたのですが、ストラップのアイボリーがフェミニン過ぎてこれはこれで30代おっさんにはキツかったので即ブラウンストラップを購入しました。1分かからずにストラップ交換できるので、気分で付け替えてもよいかも。
ウレタンベルトは自転車乗ったりするときには良いのだけど、仕事中につけるのはアレなので革の黒ストラップが販売されたらそっち買い足します。

よくなかったところ

1日ぐらいしかバッテリー保たない、充電直後は割と熱い

よかったところの裏返しの話なのですが、当初欲しかったのがPebbleなので、毎日充電しなければいけないのが割とストレスです。ZenWatch3を買う前は自動巻きの機械式時計を着けていたのですが、まったく充電意識する必要がなかったのですよね。
あまり日中にハードに使えないので、充電ケーブルを忘れた際などは不安になります。
あと、充電直後は割と熱いです。火傷するほどの温度には達しないのですが、夏場にほんのり温かい時計をつけること考えると若干憂鬱です……。充電後、しばらくすると温度も落ち着くのですが。
ひょっとすると、夏は機械式時計に戻るかも。

信頼できるデバイスが怖い

これもよかったところの裏返しの話。一度信頼できるデバイスに設定すると、母艦のバッテリーが切れるまでは信頼されっぱなしになります*1。Wearを腕から外したタイミングなどで一度信頼解除してほしいんだけれど、どうやらそういった設定はなさそう。

ラグジュアリー志向の本体デザイン&ウォッチフェイスと、Androidのマテリアルデザインが超絶相性悪い

ZenWatch3は現行AndroidWearの中だと割とデザインに気を使っている方で、ウォッチフェイスもいわゆる(5万円くらいの)それなりの時計っぽいデザインがデフォルトで用意されています。
が、それらのラグジュアリーな雰囲気と、AndroidWearのポップでキュートでのっぺらぼうなマテリアルデザインとの相性がおそろしく最悪。デザインの目指す方向性が真逆なので悪夢のようなコラボレーションが生まれています。
敢えてチプカシやG-SHOCKっぽいデジタル表記のウォッチフェイスにすると上記のチグハグ感は若干緩和されますが、それはそれで職場でつける時計デザインとしてどうなんだ……という。
この辺、慣れればだんだんと違和感なくなっていくと思うんですけれど、時計って意外と他人に見られるものなので「自分が慣れても」「自分の時計が目に入った他人の目にはいつまで経っても慣れない(慣れてもらえない)」というジレンマが。仕方ないので、社外の人と打ち合わせする際などはZenWatch3ではなく旧来の時計をつけてます。

心拍計が……ほしかった……

これ単純に自分の確認ミスなんですけれど、ZenWatch3には心拍センサーがついてないのですね。1にも2にもついてたので、てっきりついてるものかと。
アクティビティトラッカー代わりにしたい人は、FitBitなどを別途購入するか、最初からZenWatch2やHueweiWatchなどを買うべきですね。
そもそも、自転車乗ってるときだけ心拍数図りたいので、ANT+対応のちゃんとした心拍数センサー買えばよいような気がしてきた。

どうでもよかったところ

WatchFaceは結局あまり変えない

WatchMakerPremiumなども買ってみたのですけれど、結局、見慣れた位置に見慣れた表示がないと迷うので、デフォルトのウォッチフェイスを使い続けています。

まとめ

いろいろ言いたいところはあるけれど4万ぐらいしたので半年ぐらいは頑張って使いたいと思いました。
おしまい。

*1:ひょっとしたらWear側のバッテリーが切れても信頼解除されるかもしれないけれど、未だZenWatch側がバッテリー切れたことがないので不明。