MX400

暫く使ってみた感想。
結論を先に言っちゃうと、Microsoft IntelliMouse Opticalの方がよかったな。


前から使っていたマウスがだいぶヘタってきたので、こないだマウス買いに行った。
今回のマウス選びの基準は以下の通り。上の項目ほど優先度高い。

  1. 有線
  2. 5ボタン以上(4・5ボタンは左右対称に配置されているとなお良い)
  3. チルトホイール
  4. レーザー(なければLEDでもよい)

無線マウスは、電池が重いし、充電必要だし、机の上がごちゃごちゃしているのでちゃんと受信できるか不安だったしで、絶対論外。とはいえ、お店に行ったら上位モデルはほとんど無線式で絶望した。ど、どういうことだ。
ってなわけで、残る十数個のマウスから、5ボタン以上のものを探す。更にその中でチルトホイールのものを探すと、1機種しか残らなかった。何この絶対的絶望感。


とはいえ、残ったMX400は、それなりにいいマウスに見えた。
先に挙げた条件は、ほぼ全て備えている。4・5ボタンが左側面に纏めて配置されているのが、気にはなったけれども。
Ligitech(Logicool)のマウスはゲーマー御用達なんてどこかで聞いたこともあるし、多分品質もばっちりなんだろう。
それにしても、だ。先々代マウスとして使っていたMSインテリマウス・オプティカル、こいつにチルトホイールがあればなぁ、と思う。それなら完璧だったのに。なんてことを思ってしまう。
まぁ、ないものねだりをしてもしょうがあるまい。仕方がないのでMX400を購入した。


で。帰宅してからいそいそとマウスを付け替える。恐らくケーブルが断線しつつある先代マウスは潔く窓から投げ捨てた。ぽーい。
PC立ち上げて付属のCDを読み込み。ドライバ兼ユーティリティのSetPoint Settingというアプリケーションをインストールする。作業終了後に再起動を指示されるので、言われるがまま[Win], U, R
再び立ち上がったPCでSetPointを呼び出し設定変更。敏感すぎる気がしたのでダブルクリックの感知速度をちょっと早くした。


そして優雅にネットクルージング。
うむむ、センターボタンのクリック感が妙に固すぎる印象が。固いっていうか、ちゃんと押下を感知できてない感じ。チルトホイールだからかな。じきに慣れるのだろうか。
そのチルトホイールは本当に快感。キーボードに手を伸ばさずとも横スクロールができる。これで横方向もホイールだったら、と思うがないものねだりを以下略。
また、やはり、5ボタンマウスは快適。ブラウザの進む・戻るが1挙動で実行される環境というのは本当に素晴らしい。Sylera、時々動作が重くなるから、マウスジェスチャーが誤動作することがあるんだよね。というわけでさっくり進む・戻るをマウスジェスチャーから削除。
いやぁ、本当にいいマウスだ。縦スクロールが動作しないことを除けば。


って、致命的な欠点じゃねーか!
他の追加機能がいくら素晴らしかったって、スクロールが死んでいたらそんな喜び全部ふっとぶ。5ボタンとかチルトホイールとか以前の問題だ。
なんかだんだん、糞の山からキレイな小石を探してきては「キレイだね」って言ってるような気分になってきた。
どうにかしてこの糞の山を、せめてゴミの山ぐらいにはできないものか。


というわけで色々ぐぐってみた。
どうやらLogitechのSetPointというアプリケーションはなかなか悪名高いらしく、勝手にキーボードのマッピングを変更したりMeadowの設定ファイルを食ったりするらしい。なんだこの極悪ウィルス。
当然さっくり削除。前述の通りSetPointにはドライバも含まれているので、チルトホイール機能もさっくり消えた。4・5ボタンは標準ドライバでも動作するけど。


以上の事柄から、冒頭の文に繋がるわけです。Microsoft IntelliMouse Opticalの方がよかったな、と。
チルトホイール機能がなくなってしまったら、あとは全ての面でインテリマウス・オプティカルの勝利じゃないか!
なんだかんだ言って、MS社のハードウェアは本当に素晴らしいんだよな。Natural MultiMedia Keyboardなんて、初めて触ったときには感動したもの。

マイクロソフト オプティカル マウス IntelliMouse Optical D58-00037

マイクロソフト オプティカル マウス IntelliMouse Optical D58-00037

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