Re: 北方謙三の本を読んでいると - グロ画像のはてな日記

最近読んだ本。
円環少女(2)上巻。

円環少女 (2) 煉獄の虚神(上) (角川スニーカー文庫)

円環少女 (2) 煉獄の虚神(上) (角川スニーカー文庫)

続き物なので話の内容に関する感想は保留。


メイゼルがかわいい「だけ」っていう点は1巻と変わらず。でもその分メイゼルの造形はよくなっている。
「スキだからいじめたい」「スキだからいじめられたい」という幼い恋心は、見ているだけで頬が緩む。
そして、そんなメイゼルの「スキ」とせんせの「好き」のズレっぷりが愛しく哀しい。


巻末の用語集はちょっと嬉しかったけど、たかだか2冊程度の本でこんなページ作っちゃうのはどうかと思った。
この手の企画は製作側の独り善がりに見られがちで、あまり良くないと思う。
「俺の足には鰓がある」ぐらいネタに特化しているなら、あるいはアリかもしれないけど。*1


というわけで、MでSでペドフィリアの人は読んでもいいんじゃないかな。

*1:「俺の足には〜」の巻末には、昔の生き物図鑑がついていた(うろ覚え)。