AQUOS RとHTC U11とで機種変を迷っている話
これは「今使っているXperia Z5が(3月ぐらいから)発熱やばくて『今年の夏はもたないな』と思っていたところ、AQUOS Rが発表。SHARP端末にしては久々に気合の入った作りに一もなく二もなく飛びつこうとしたところでHTC U11もSoftBankからの発売が決定したところでものすごく悩んでいる」という記事です。
結論から先に書くと、まだ悩んでいてどちらにするか決めていない。
まずはスペックの比較から。特に断りない限り、記事執筆時点のSoftBank製品情報ページからの転記です。
強調部分は「勝ってる」と思われるポイント。(個人の感想です)
AQUOS R | HTC U11 | Xperia Z5(参考) | |
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発売日 | 2017年7月上旬以降発売予定 (6月16日予約開始) |
2017年6月下旬以降発売予定 | 2015年10月29日 |
メーカー | シャープ株式会社 | HTC Corporation | ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 |
ディスプレイ | 約 5.3インチ/WQHD(2560×1440ドット) | 約 5.5インチ/WQHD(2560×1440ドット) | 約 5.2インチ/FHD(1920×1080ドット) |
サイズ | 約 幅74×高さ153×厚さ8.7mm (突起部を除く) |
約 幅76×高さ154×厚さ8.3mm (最厚部9.7 mm) |
約 幅72×高さ146×厚さ7.3mm (突起部を除く) |
重量 | 約 169g(暫定値) | 約 170g | 約154g |
連続通話時間(静止時) | 測定中 | 測定中 | 4G LTE:約 840分/3G:約 1440分/GSM:約 720分 |
連続待受時間(静止時) | 測定中 | 測定中 | 4G LTE:約 550時間/4G:約 510時間/3G:約 590時間/GSM:約 520時間 |
外部ストレージ | microSDXCメモリカード 最大256GB |
microSDXCメモリカード 最大256GB |
microSDXCメモリカード 最大200GB |
OS | Android 7.1.1 | Android 7.1 | Android 5.1*1 |
CPU | MSM8998 2.2GHz/1.9GHz(オクタコア) | MSM8998 最大2.45GHz/1.9GHz(オクタコア) | MSM8994 2.0GHz/1.5GHz(オクタコア)*2 |
ROM | 64GB | 64GB | 32GB |
RAM | 4GB | 4GB | 3GB |
通信方式(国内)*3 | 4G 1/3/8/11/28/41/42 3G 1/8 |
4G 1/3/8/11/28/41 3G 1/8 |
4G 1/3/8/41 3G 1/8 |
通信方式(海外)*4 | 4G 1/2/3/4/8/11/17/28/41 3G 1/2/4/8 |
4G 1/2/3/4/12/17/18/19/21/26/28/38/41 3G 1/2/4/5/6/8/19 |
4G 1/3/8/41 3G 1/8(たぶん) |
通信速度 | 4G LTE(FDD-LTE):下り最大350Mbps/上り最大37.5Mbps 4G(AXGP+TDD-LTE):下り最大612Mbps/上り最大13Mbps |
4G LTE(FDD-LTE):下り最大350Mbps/上り最大37.5Mbps 4G(AXGP):下り最大349Mbps/上り最大13Mbps |
4G LTE(FDD-LTE):下り最大187.5Mbps/上り最大37.5Mbps 4G(AXGP):下り最大165Mbps/上り最大10Mbps |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.0 | Ver.4.2 | Ver.4.1 |
メインカメラ | 約 2260万画素/CMOS | 約 1200万画素/CMOS | 約 2300万画素/CMOS |
サブカメラ | 約 1630万画素/CMOS | 約 1600万画素/CMOS | 約 510万画素/CMOS |
ワンセグ | ○(フルセグ) | × | ○(フルセグ) |
防水 | IPX5/IPX8 | IPX7 | IPX5/IPX8 |
VoLTE | ○(HD+) | ○(HD+) | ○ |
おサイフケータイ | ○ | ○ | ○ |
- 参考
スペック的にはほぼ同等に見える。
あとはスペックシートに表れない部分をどう評価するかなんだけれど、それぞれに美点・欠点があって悩ましい。
U11にはイヤホンジャックがない
U11では、付属のUSB Type-C接続のノイズキャンセリングイヤホンを使うか、自前のイヤホン/ヘッドホンを使いたい場合にはこれまた付属のType-C変換アダプタを使うそうな。
今、自分の外出時のリスニング環境はX7(AM5)→iEMatch→JustEarの銀ケーブル→XBA-300という感じ。ときどき気分によっては母艦がX7からZX2になる。
JustEarケーブルは4極グラウンド分離なのでそのままスマートフォンなどに挿すとリモコンが誤爆し音量が極大に高まり鼓膜が破壊されるのでiEMatchごと挿し替えることになる。
U11のType-Cアダプタがスマートフォン用の4極リモコンを殺すような作りになっていればiEMatchなしに直接ぶっ挿せばよろしそうだが、おそらくそういう作りにはなっていないので「U11→Type-Cアダプタ→iEMatch→以下略」となる。スマートフォン側に大振りのアダプタが複数ぶら下がっているのは見た目にも間抜けだし、取り回しも悪い。
出先でのスマートフォンはマナーモードにしていて基本的に音を鳴らすことはないのだけれども、ときどき音声を聞きたくなるタイミングもある*5もあるので、気軽にイヤホンを差し替えられないのはちょっとつらい。
HTC Link欲しい?
なんでVIVEブランド捨ててまで日本限定のHMD作るのかがよくわからないけど、どうせならDayDream版VIVE買ったほうが幸せになれる気がするよ。
関係ないけど、Linkが攻殻機動隊とコラボしていて、DayDream版が「HTC VIVE Standalone」なの、地味に混乱するからやめてほしい。
AQUOS Rは(おそらく)モノラルスピーカー
出先ではマナーモードだけど、自宅でゲームなどする際には音量を上げてノリノリでプレイしている。
今、使用しているZ5はステレオスピーカーなので(スマートフォンなりの鳴り方ではあるが)それなりによい音でゲームができる。
AQUOS Rはメーカーページを見てもスピーカーに関する記載が見当たらないが、写真などを見る限りではモノラルスピーカーであるように見える。HDR動画などをアピールするのであれば本体スピーカーにも力を入れてほしいところだけれど……。
ちなみに、U11もモノラル/ステレオに関する基祭は見当たらなかったものの、HTCのページには下記記載がある。
上部のスピーカーは、アコースティックチャンバーを採用したツイーターにより、高音・中音領域をより豊かに。一方、下部のスピーカーは、新たなウーハースピーカーの採用と磁気回路の改善により、より大きく、よりクリアな深いベース音を響かせます。
こちらもステレオではなさそうだけど、スピーカーの音声はよさそう。ただ、横持ち時にはツイーターとウーハーが左右に別れることになるので、若干の不安はある。
どちらにしても、どうせスピーカー出力したいのは自宅での話なのだから、適当なBTスピーカーにでも飛ばしてしまえばよいという気がする。
AQUOS Rのデザインなんなの
なんなの。
ロボクルほしい?
なんなの。
AQUOS RのOSアップデート保証について
Z5(SoftBank版)では随分悲しい思いをしたので、AQUOS Rで2年間のOSアップデート保証*6をしてくれたことは大変に心強い。
スマートフォンのスペック競争も去年あたりからそろそろ頭打ちになってきていて、UXで差別化を図る方向に舵を切っているように思える。そういった意味では、いま時点のハイエンド端末を買っておけば2年ぐらいは余裕で戦えるのではないかな。
カメラは割りとどうでもいい。
直近数ヶ月でスマートフォンから撮った写真が、これぐらいなので……。
それでも一応比較してみると、解像度だけならAQUOS Rのほうが上だけど、スマートフォンぐらいのセンサーサイズであれば、U11程度の解像度があれば十分だと思える。
U11はDxOMarkで90点を叩き出したところを見ても、素性の確かなカメラなのだろう。逆に、AQUOS Rはこれまで頑張って取ってきた(と主張していた)GR certifiedを捨ててしまっているのが気になる。
まとめ
気持ち的にはAQUOS Rにだいぶ傾いているのだけれども、端末デザインがびっくりするぐらいひどいのでそれだけでU11に行ってしまおうかという気持ちにもなる。でもイヤホンジャックないしなぁ。
最終的にはどちらにしても幸せになれる気がしているが、所有感はU11のほうが断然上っぽい。
個人的にはSHARPにもHTCにも愛着はある。
不慮の事故でiPhoneを喪ったとき、まだ日本にはまともなAndroid端末がなくて1年弱フィーチャーフォンでいた頃がある。そんなとき、HTC DesireがSoftBankから出ると聞いて、思わず飛びついたものだ。あの光学トラックポイントは今でも最高だと思っているし、よくよく見たらおじいちゃんのスーツ色みたいな本体カラーもiPhoneを見慣れた僕には新鮮に写ったものだ。
SHARPのAndroid端末は2機種を手にして、どちらも今でもお気に入りだ。国産初のAndroid 4.0を搭載した104SHは鮮烈な印象を持って迎えたし、3面狭額縁の304SHは見た目のインパクトは最高だった。ただし、上辺・下辺のベゼル幅が極端に異なるためスクフェスは異様にプレイしづらかったし、下ベゼルに静電タッチ式の音量ボタンを配置したやつは呪い殺してやりたいと今でも思うが。
話が脱線してきたのでもうちょっと戻すと、夏までにXperia Z5から機種変したいという話です。
まだ5月だというのに、ちょっと持っていられないほどの熱を発するようになったので、少しでも発売の早いU11にしたほうがいいのかなぁ。でもイヤホンジャックないしなぁ。とは言えAQUOS Rの石けん台みたいなデザインはなんなんだ。そもそもあれはデザインと呼んでいいものなのか。みたいな感じで、あと数週間悩むつもりです。
AQUOS Rにまともなカバーが出てくれればよいのだけれども。U11にはイヤホンジャックないしなぁ。ないんだよなぁ。あればもう決まりなんだけどなぁ。
ZenWatch3を買いました
PebbleTime2が欲しくて欲しくてKickStarterの出資期間を見逃してしまったのでAmazon.comあたりで一般販売されたら買おうかなー、と思っていたのですけれども "活動量計のFitbit、スマートウォッチのPebbleを買収間近の報。Pebbleブランドは廃止へ - Engadget 日本版" という悲しいニュースを目にしてしまって悲嘆に暮れていたところ "円形画面になったスマートウォッチZenWatch3が12月10日発売。デザインは「金環日食にインスパイア」 - Engadget 日本版" というニュースが飛び込んできて一もなく二もなく気付いたらポチってました。ヨドバシ店頭受取たいへん便利ですね。
というわけでZenWatch3を買いました。発売日(12/10)に受け取ったのでまもなく1週間といったところですが、現時点での感想など書いてみたりします。
特に身のない話ばかりなので身のある話を読みたい人は最終防衛ラインさんの記事を読めば良いと思います。
ちなみに、買ったのはシルバーベゼルのスポーツストラップです。後述しますが、その後ブラウンのスポーツストラップを買い足しています。
よかったところ
1日ぐらいならバッテリー保つ、充電も早い
7時半ぐらいに家を出て0時ぐらいに帰宅してもだいたい20〜30%前後はバッテリー残ってます。公称の1日半とまではいきませんが、これぐらいなら日中の充電しなくても平気かな。
ただ、休日にGoogleMap起動させて街歩きなどしているとあっという間にバッテリーみるみる減っていくので、念のためにモバイルバッテリー+充電ケーブルは持ち歩きたいところ。増槽バッテリーも予備充電ケーブルも発売は年明けなので、それまでは運用カバーで乗り切るイメージですね。
このへん、バッテリーの持ち具合なんかは個々人の運用次第といったところもあるので、実際に使ってみないとなんともいえない部分があるのですが、「maybowjingの使い方だと平日は充電不要、休日は予備バッテリーがほしい」ということです。
ストラップの交換はかんたん
表題通りです。
ガンメタルやローズゴールドのベゼルは30代のおっさんがつけるにはちょっとなぁ、と思いシルバーベゼルにしたのですが、ストラップのアイボリーがフェミニン過ぎてこれはこれで30代おっさんにはキツかったので即ブラウンストラップを購入しました。1分かからずにストラップ交換できるので、気分で付け替えてもよいかも。
ウレタンベルトは自転車乗ったりするときには良いのだけど、仕事中につけるのはアレなので革の黒ストラップが販売されたらそっち買い足します。
よくなかったところ
1日ぐらいしかバッテリー保たない、充電直後は割と熱い
よかったところの裏返しの話なのですが、当初欲しかったのがPebbleなので、毎日充電しなければいけないのが割とストレスです。ZenWatch3を買う前は自動巻きの機械式時計を着けていたのですが、まったく充電意識する必要がなかったのですよね。
あまり日中にハードに使えないので、充電ケーブルを忘れた際などは不安になります。
あと、充電直後は割と熱いです。火傷するほどの温度には達しないのですが、夏場にほんのり温かい時計をつけること考えると若干憂鬱です……。充電後、しばらくすると温度も落ち着くのですが。
ひょっとすると、夏は機械式時計に戻るかも。
信頼できるデバイスが怖い
これもよかったところの裏返しの話。一度信頼できるデバイスに設定すると、母艦のバッテリーが切れるまでは信頼されっぱなしになります*1。Wearを腕から外したタイミングなどで一度信頼解除してほしいんだけれど、どうやらそういった設定はなさそう。
ラグジュアリー志向の本体デザイン&ウォッチフェイスと、Androidのマテリアルデザインが超絶相性悪い
ZenWatch3は現行AndroidWearの中だと割とデザインに気を使っている方で、ウォッチフェイスもいわゆる(5万円くらいの)それなりの時計っぽいデザインがデフォルトで用意されています。
が、それらのラグジュアリーな雰囲気と、AndroidWearのポップでキュートでのっぺらぼうなマテリアルデザインとの相性がおそろしく最悪。デザインの目指す方向性が真逆なので悪夢のようなコラボレーションが生まれています。
敢えてチプカシやG-SHOCKっぽいデジタル表記のウォッチフェイスにすると上記のチグハグ感は若干緩和されますが、それはそれで職場でつける時計デザインとしてどうなんだ……という。
この辺、慣れればだんだんと違和感なくなっていくと思うんですけれど、時計って意外と他人に見られるものなので「自分が慣れても」「自分の時計が目に入った他人の目にはいつまで経っても慣れない(慣れてもらえない)」というジレンマが。仕方ないので、社外の人と打ち合わせする際などはZenWatch3ではなく旧来の時計をつけてます。
どうでもよかったところ
WatchFaceは結局あまり変えない
WatchMakerPremiumなども買ってみたのですけれど、結局、見慣れた位置に見慣れた表示がないと迷うので、デフォルトのウォッチフェイスを使い続けています。
まとめ
いろいろ言いたいところはあるけれど4万ぐらいしたので半年ぐらいは頑張って使いたいと思いました。
おしまい。
*1:ひょっとしたらWear側のバッテリーが切れても信頼解除されるかもしれないけれど、未だZenWatch側がバッテリー切れたことがないので不明。
Google Play Musicを布教する話
Google Play Musicが最高すぎるのでみんなガンガン使いましょう、という記事。
Google Play Music(GPM)は月額980円で音楽の定額配信を提供しているサービス。CMもガンガンやってるので存在を知ってる人もたくさんいるけれど、その素晴らしさを知っている人はあまりいない気がすます。実際、周りに「GPMマジで最高だぜ」って話をしても、「そんなに音楽聴かないし」とか「自分の持ってる音源だけで十分だし」とか「すり足パンチすり足パンチは禁じ手にすべきだったよね」とかあまり芳しい反応はない。
なので、以下、自分の使い方を示してその素晴らしさを布教していきたいと思います。この記事の意義は「GPMユーザが増えたらGoogleがGPMに資本を注ぐようになってレコード会社に営業かけまくることにより今よりもっと配信音源が増えたらいいな」というところにある。
なお、あくまで自分の使い方なので、自分が使っていない領域のサービスについてはあまり触れていません。
特に、いわゆるロッカーサービスとラジオについては他所の記事を参照したほうがよい。あと、iOS端末は宗教的理由により所有していないため、それらでの使い勝手についても触れない。
Pileと飯田里穂と新田恵海の楽曲が最高すぎる
のっけから趣味全開なんですけれど、表題のアーティストの配信楽曲が最高すぎるのでみんな聴きましょう。あと、AQUAPLUS SONG COLLECTIONが全部配信されているので、これも懐かしさに震えて泣きながら聴きましょう。
最近SURFACEの配信が始まったのが最高すぎる
2本目も趣味全開なんですけれど、先日ついにSURFACEの配信が始まりました。サービス開始時から椎名慶治の音源は配信されていましたが、ついについにSURFACEがきた。
今は1stアルバムのPhaseのみですが、いつか残りのアルバムも配信されることを信じて(CD全部持ってるけど)GPMでガンガン再生しています。
こういう、定額配信サービスのアーティスト側へのリベートがどうなっているのかわかりません。わかりませんけど、SURFACEに金を払える(気がする)数少ないチャンスなのでとてもたくさん聴いています。この記事を読んだ人も国民の義務としてSURFACEに金を払いましょう。
個人的には、SURFACEのアルバムの中ではPhaseが至高にして究極なので、このチョイスはかなりうれしい。
ローカルストレージの音源とシームレスに聴けるのが最高すぎる(ただし機種による)
Android端末だと、ローカルストレージ(SDカード含む)にある音源とクラウドの音源に区別がない。ローカルとクラウドをまたいだプレイリストも作ることができるので、かなり愉快。
実をいうと、LINE musicからGPMに移行を決めたのはこれが一番の原因でした。
ただし、PCだとローカルストレージの楽曲は聴けないので、そういうときは素直にロッカーサービスを使いましょう。
また、Androidでも4.x以降ではFLACの再生に対応しているはずだけど、何故かWalkman NW-ZX2だとローカルのFLAC音源が聴けない(再生不能になる)。おそらく、ZX2がハイレゾ音源を独自ドライバを通している(上に、サードパーティアプリにドライバへのAPIが公開されていない)ためではないかと想像していますが、これがとても悲しい。
クラウドの音源をローカルにダウンロードできるのが最高すぎる
大半の定額配信サービスではできることだけど、GPMでも当然、楽曲のローカルダウンロードができます。ローカルストレージに保存した楽曲だけを聴くことも可能なので、「月々の通信量が不安だわ」という人も安心して聴けます。
ちなみに楽曲のダウンロードは、楽曲単位、アルバム単位、プレイリスト単位などの粒度で実施が可能。
「お気に入り」プレイリストが最高すぎる
これこそがGPMの真価だと思っている。前述したローカルダウンロードと併せて、この機能によって通勤環境が極楽浄土と化す。
GPMでは音源に対して「サムズアップ(お気に入り)」と「サムズダウン(好きではない)」のフラグをつけることができる。お気に入りに追加した楽曲は、自動で「お気に入り」というプレイリストに追加されていく。
この「お気に入り」に追加した楽曲を、メインで使っている端末(のGPMアプリ)でダウンロードするよう設定しておくとWi-Fiにつながったタイミングでごりごりダウンロードされていきます。
自分が、SIMの刺さらないウォークマンをGPMのメイン端末にしている理由がこれ。PCなどからGPMのI'm Feeling Luckyラジオなどを再生しているときに、気に入った楽曲をサムズアップしていくだけでZX2にダウンロードされていく。
また、プレイリスト単位でのダウンロードが可能なので、出先でスマートフォンからGPMの新曲チェックをしているときに気になった楽曲を「ダウンロード用」というプレイリストに入れるようにしている。これも「お気に入り」プレイリストと同様、自宅のWi-Fiにつないだタイミングでごりごりダウンロードされていくので、翌朝の通勤時間にはローカルストレージに保存されている寸法になります。
ロッカーサービスがあんまり最高じゃない
PC(のブラウザ)からGPMを開いて、ウィンドウに楽曲をドラッグ&ドロップすると、その音源をクラウドストレージにアップロードできる。が、自分はこれをあまり使っていない。
ロッカーに預けた楽曲は、自分のアップロードした音源ではなく、過去に誰かがアップロードした音源が再利用されることになる。この、「誰かがアップロードした音源」が概ね糞で聴くに堪えない。
特にラブライブ!音源は概ね全部飛び抜けてひどいので、よいこのみんなはmoraなどで糞じゃない音源を購入して聴いてください。
配信音源が取り下げられることがあるのがあんまり最高じゃない
Bump Of Chickenのアルバムが配信されていたことがあったのだけど、1、2ヶ月で取り下げられてしまった。今もスピッツの音源が配信されているけれど、これもそのうち取り下げられそうな気がしている。
まとめ
プレイリストとダウンロードを併せて使っていくことで完全に最高な環境が構築できる。
定額配信サービスを使う前は「最近そんなにCDとか買わないし配信サービスとかいらないよね」と思っていたけれど、所有音源が爆発的に増える感覚は何者にも代え難い。自分が今まで触れていなかったジャンルにも簡単に触れることができるので、興味の幅も広がり、有り体に言うとプリパラ曲最高ですねという感じになってきている。
無料期間もあるので、気になった人は使ってみるとよいと思う。無料会員のままでもロッカーサービスやローカルストレージの再生はできるので、UIなどを体験しつつ、気に入ったら課金してみましょう。そしてSURFACEに金を払いましょう。
おしまい。
今年は頑張ってたくさん日記を書こうと思っていたけどもうすぐ今年半分終わっちゃうしそんなに日常で面白おかしいことなんてたいして起こらないので3月ぐらいにFacebookで書いた記事を丸ごと再利用して日記の水増しを図ったエントリがこちらです
ビジネスバッグを新調した。
学生時代に就職活動していた頃に購入したものだから、かれこれもう7年以上使っていたことになる。
思えばつらいときも苦しいときも嬉しいときも楽しいときも病めるとき健やかなとき酔ったとき吐きそうなとき気持ちが悪くなるたびに電車を降りて一休みしながら牛歩戦術で帰宅していたら何故か最終的に秦野に着いてしまい慌ててタクシーに乗り一息着いたら自分が手ぶらだということに気付いて青ざめたときその後4年ぐらい怖くて飲み会に行くときは鞄を自宅またはオフィスに置いて帰るようになったとき鞄なくしたときの始末書に再発防止策として二度と酒席には鞄を持ち込まない旨を誓ったため本来なら今も鞄持ってきちゃ駄目なんですけどねーとすっとぼけながらビール飲んでるとき客先常駐時に貸与されてるロッカーに鞄入れて飲み会行こうとしたらお客さんに「あれ、めいぼうじんさんまだ帰らないの?」と言われ言葉に詰まったとき吐きすぎて店に出入り禁止を食らったとき酩酊し前後不覚になって先輩たちにビジネスホテルに突っ込まれたとき濁酒をジュース感覚で飲んでいた次の瞬間に知らない天井で目覚めたとき、いつもこの鞄と共に過ごしてきた。
もう前の鞄を使うことはないとはないとは思うけど、このまま捨てるにはあまりに忍びないので、もうちょっとだけ手元に置いておこうと思う。
余談になるけれど「酩酊し」以降は自分の記憶にまったくなく周囲の人間からの伝聞から微かな断片を知らされたのみであるため詳細について問われても僕はそれに答えるすべがない。
余談の余談になるけど、いざ書き出してみるとあんまり鞄とともに過ごしてない。
LIVE A LIVE、知ってる
小林よしのりが「「ライブアライブ」って知ってる?」ってエントリぶちあげていて(ついでに「そんなゲームのこと完全に忘れていた」という趣旨の発言に白目むいて気を失いそうになりながら)ライブアライブ原始編に思いを馳せたりしていたことがらについてFacebookにぶちまけたのでちょっとだけ追記してはてダにも書いておく。
ライブアライブについてはスクウェアエニックスの公式サイトがまったく詳しくない割に最終行で決定的なネタバレをしている信じられない構成の紹介をしているので、幸いにもまだライブアライブを遊んだことがなく、これから新しい気持ちでプレイすることができる人たち向けに、簡単に解説をしておく。すでにライブアライブを遊んだことがある人達にはまったくの時間の無駄なので以下の「ネタバレ」まで飛ばしてもよい。
ライブアライブはスクウェアから1994年に発売されたスーパーファミコン向けのRPGだ。7人の主人公から1人を選んでプレイすることになっているのだけれども、同社の「ロマンシング・サガ」シリーズなどとは異なり、それぞれ全く別の世界の物語になっている。ゲームシステムもそれぞれ異なっていて、中には戦闘しかない現代編やトラップ仕掛けがメインの西部編のようにミニゲーム風なものもあるけれど、幕末編の100人斬り*1のようなやりこみ要素もあり、プレイアビリティの高いゲームだ。
それぞれのシナリオでボスを倒すと各編のエンディングが流れ、再び別のシナリオを選ぶ、という形式になっている。
小林よしのりや皆川亮二など、当時第一線で活躍していた漫画家・イラストレーターがキャラクターデザインを担当していたこともあり、自分の周りではなかなか売れていたという印象を持っている。
といったところで、以下本文。
*1:幕末日本の忍者が主人公の幕末編では、ラスボス以外にちょうど100人の敵がいる。本作の説明書や当時のコロコロコミックなどでも「100人斬りを達成できるか?」などと煽っていたのでみんな挑戦した……のだけれども、100人斬り達成による報酬等は特にない。実は0人斬り達成をすると後述のアレでボーナスのアレがアレするのを知って絶望した小学生男子は多い。自分は成人してから再プレイして0人斬りを達成したが、100人斬りは未だできていない。0人斬り達成のためには(人間を倒すとアウトなので)からくり人形とか幽霊とかがでてくる部屋を延々出入りして経験値を稼がねばならないという一種苦行のような作業があるため、達成感は100人斬りのほうが高い気がする。